こんにちは。華山です。

今週は、少しお知らせがあります。

6月1日に、ベトナム・ダラットでの暮らしをまとめたエッセイ写真集を発売します。

タイトルの通り、いわゆる観光ガイドではありません。
一眼レフで撮った美しい写真集でもありません。
インスタ映えを狙った、きれいに整えられた海外生活でもありません。

今回作ったのは、もっと普通のものです。

朝起きたときのホテルの空気。
ふらっと歩いた街角。
なんとなく入ったカフェ。
ローカルの食堂。
観光地というより、そこに数日、あるいは数週間いると見えてくる日常。

そういう、海外ロングステイの「生活の手触り」を、33枚の写真と短いコメントでまとめました。

なぜ、ダラット本を出すのか

僕はこれまで、海外ノマドやロングステイについて発信してきました。

ただ、文章や動画だけではどうしても伝わりにくいものがあります。

たとえば、「この街、居心地がいいんですよ」と言っても、その居心地の正体はなかなか説明しづらい。
物価が安いとか、ホテルが快適とか、カフェが多いとか、そういう条件だけでは語りきれない部分があります。

街の空気感。
朝晩の涼しさ。
人の距離感。
観光地になりすぎていない感じ。
少し古くて、でも生活するにはちょうどいい感じ。

そういうものは、スペック表では伝わりません。

だから今回は、あえて「写真+短い文章」という形にしました。

海外生活の魅力は、完璧な絶景だけではありません。
むしろ、朝に飲むコーヒーとか、安いご飯屋に入ったときの安心感とか、坂道を歩いているときの涼しい風とか、そういう細かいところにあります。

その意味で、ダラットは本にする価値がある街でした。

なぜ、ダラットがおすすめなのか

ダラットは、ベトナムの中でも少し特殊な街です。

ホーチミンやハノイのような大都市ではありません。
ダナンのようなビーチリゾートでもありません。
でも、海外ロングステイやノマド生活をする場所として見ると、かなり相性がいい街だと思っています。

まず、気候がいいです。
ベトナムと聞くと暑いイメージがありますが、ダラットは高原都市なので、かなり過ごしやすい。
暑さで体力を削られにくいのは、長く滞在するうえで大きいです。

次に、生活コストのバランスがいい。
東南アジアの物価も全体的には上がっていますが、それでもダラットはまだ「生活を小さく保ちやすい」場所です。
豪華な暮らしをしたい人向けというより、静かに作業しながら、無理なく滞在したい人に向いています。

そして、街のサイズ感もちょうどいい。
大都市ほど疲れない。
でも、何もない田舎でもない。
カフェもあるし、散歩もできるし、観光地も近い。
生活と気分転換のバランスが取りやすい街です。

僕が海外ノマドとして街を見るとき、重視しているのは「刺激の多さ」よりも「疲れにくさ」です。
キラキラした場所は、数日なら楽しい。
でも、長くいると消耗することもあります。

その点でダラットは、派手さはないけれど、暮らすように滞在するにはかなり良い場所でした。

今回の本は、そういうダラットの空気をそのまま残した一冊です。

チェンマイに続く、海外ロングステイ写真集シリーズの第2弾という位置づけです。
今後も、実際に滞在して「ここはよかった」と思える街だけを、こういう形で残していこうと思っています。

6月1日発売です。
Kindleで読めるので、ダラットに興味がある方、海外ロングステイの空気感を知りたい方はぜひ読んでみてください。

リンクはこちらです。

今週話していたこと

今週は、語学についてもいくつか考えていました。(そろそろ語学の本も出したいと思っています。)

たとえば、旅行レベルの語学は、昔よりかなりハードルが下がっています。
GrabやUber、QR注文、ChatGPT翻訳のおかげで、移動・注文・会計の多くがアプリで完結するようになりました。

昔なら「右に行ってください」「いくらですか」「ここで止めてください」みたいな表現を覚える必要がありましたが、今はそこまで全部を暗記しなくても旅が成立します。

もちろん語学ができるに越したことはありません。
でも、完璧に話せないと海外に行けない、という時代ではもうありません。

英語についても同じです。

日本人はどうしても「ちゃんと話さないといけない」と思いがちですが、これからの英語はもっとサバイバルツール化していくと思っています。
世界中の人が、それぞれの訛りやブロークンな英語で話す時代になる。
そう考えると、きれいな英語よりも、まずは知っている単語で伝えるメンタルの方が大事です。

韓国語と中国語の比較も少し考えていました。
日本人にとっては、中国語は漢字が読めるぶん入口は楽です。
一方で、発音や声調はかなり難しい。
韓国語は文字こそ最初に壁がありますが、文法は日本語に近い。

結局、どちらが簡単かというより、自分がどの地域に行きたいのか、どの文化に興味があるのかで選ぶのが一番自然だと思います。

語学も旅も、最初から完璧を目指すと動けなくなります。
少ない荷物で旅をするのと同じで、言葉もまずは最低限でいい。
足りないものは、現地で少しずつ足していけばいい。

今週は、そんなことを考えていました。

それではまた来週。

華山